Ep.220
先日、近鉄四日市駅前の通りを歩いていた。
マクドナルドの前を通りかかると、幼稚園児くらいの女の子が駄々をこねている。
するとお母さんがぴしゃっと言った。
「 買って帰るか、家でラーメンか、どちらか選びなさいっ！ ここでは食べないっっっ！！」
非常に興味深い二択だが、私だったら「家でラーメン」を選ぶな、と思った。
そう、私は「家でラーメン」を時々食べる。
今ではラーメン屋に行くことは年に1回くらいしかないので、ラーメンを食べるとなったら自宅なのだ。
もちろん麺から作ることはしないが、カップラーメンでもインスタントラーメンでもない「調理用ラーメン」を買ってきている。
トッピングは自分で準備する必要があるけれどそこに裁量があっておもしろいし、味噌ラーメンやサンラータンメン（酸辣湯麺）が食べたいときはスープに手を加えることになる。それもまたおもしろい。
23年11月、鈴鹿市のJAが市産の小麦で作ったラーメンを販売し始めたとニュースになった。
鈴鹿市で小麦の栽培と聞いても私はまったくピンと来なかったが、三重県は全国4番目の小麦の産地、そして鈴鹿市は県3番目の産地だという。
JAはそれを食品加工する（6次産業化）ことで、市民への周知を図りたいのだそうだ。
記事によると、
「麺は「あやひかり」と「ニシノカオリ」の2種類の小麦を配合したことで、もちもちとした食感でのどごしの良い麺を開発した」
とのことらしい。（読売新聞 24/11/01より）
農研機構のHPを見ると、
「あやひかり」は「多収で耐倒伏性が高く」、
「ニシノカオリ」は「温暖地・暖地の平坦地に適応する高蛋白含量の菓子パン用系統」
という特長があるようだ。
興味を持ったのでさっそくJA鈴鹿の販売所「果菜彩（かなさい）」に向かった。
スープは「とんこつ味噌味」「しじみ醤油味」「しじみ塩味」の3種類があった。
調理後、実食。
2分の茹で時間きっかりで仕上げたところ、その名の通り、麺はかなり「もっちり」、重たい。
これが鈴鹿産小麦なのか...
「麺」に最大級着目してラーメンを食べることもそうなかったかもしれないが。
けっこう特徴的だと思う。
食べたのはしじみ醤油味。
食べる人の意識を麺に集中させるためか、スープはどきつい味ではなく、油も少なめにしているのも良い。
美味しい味だ。
本商品は発売以来人気のようで、24年6月には、新たに「ざるラーメン」「担々麺」「汁なし担々麺」の3種が発売されていた。
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Ramen made from Suzuka
Ep.220
Mie is the fourth largest wheat production site in the whole country and Suzuka is the third one in Mie, even though NOT known for citizen.
JA Suzuka(Suzuka Japan Agricultural Cooperatives) has begun to sell for Ramen made of Suzuka’s wheat.
What great this idea is! This will make lots of citizen know and be satisfied with.
https://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20231031-OYTNT50195/
https://www.chunichi.co.jp/article/824343?rct=mie
https://www.naro.go.jp/collab/breed/0100/0108/001541.html
https://www.naro.go.jp/collab/breed/0100/0108/001442.html